おおよそ2000年以降、国内のあらゆる加工食品は、製品単価の低コスト追求化にともない、中国製へと大きく移行していきました。 同時に、食に関る企業の起こす事故、偽装、不祥事、食材の事故などが頻繁に起き、それらの改善策／食品の安全性の証としての、衛生管理、品質管理体制の導入。 疑わしいものには、製品情報、流通の開示を求められるまでになり、それらを満たさないメーカー、製造者、販売者として無責任なメーカーは、風評、取引の減少、停止、廃業、倒産にまでに至。 食に関るビジネスは、非常に経営の厳しい世界になりました。 弊社は、中小零細規模の小さな食品工場ですので、この様な食品業界に関る影響を受けるなか、地道ですが、商品を召し上がるお客様側の立場に立った考えを持って経営し、現在に至っています。 一昔前ならば、弊社レベルの食品をつくるメーカーの存在はゴク当たり前で、珍しい事ではなかったのですが、今気がつくと、国内には、かなり少なくなってしまいました。 景気の影響、国の財政状況の暗い見通し、科学技術の進歩、ネットを利用した新たな流通、ライフスタイルの多様化が進むなか、限られた収入を元に、国民が日常生活を営む上での、支出の分配割合は変化し、現代の食品事情は、とにかく安い事が一番に求められる傾向にあります。 そして、その安さ追求の影響として、美味しい食べものの味を知らない人、食材本来の美味しい味と、安くつくり込まれた食べる事の出来る味との違いが分らない人の存在が、ごく当たり前になってきました。 そういう世代の国民が年々多くなってきている事や、なかなか近所に安くて美味しいものを置いているお店が無い事を憂い、食品メーカーの下請けとして経営しつつも、全国に改めて弊社製品の存在を知って頂きたく、一般のお客様に向けて只今販売を行っております。 『食品は、食べものなのだから安心して食べられる事は、当たり前！ 安くても美味しい、便利な惣菜、加工食品 』を、弊社は目指しています。 そして、ご利用になられた沢山のお客様に弊社製品の味を含め、必要とされる事、ご意見を頂ける事を目的としています。 |
| 工場長 2009/5/30 |
| ネット販売の目的 小山畜産青梅工場 |
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